2014年1月23日木曜日

今年はうま年☆

今年は午年ですね.なのでうまにまつわるお話を少し☆
みなさんの身体には胆嚢がありますよね.胆石ができて痛い思いをしたことのある人もいるかもしれません.
実は馬には胆嚢がありません.馬のほかに鹿も胆嚢をもちません.
馬と鹿,馬と鹿・・・・・・馬と鹿・・・・・馬鹿(バカ)    
哺乳動物がもつ内臓の一つを持たない,内臓が一つ足りないところからバカの語源があるとも言われます.彼らの食生活が胆嚢を必要としないので胆嚢がないというだけなのにバカの語源にされてしまったのは失礼な話しですよね.
胆汁は主に脂肪の分解を担っていますから,完全草食である彼らにはわざわざ胆汁を溜める袋は必要かがないのでしょう.でも話としてはちょっと面白いので話のタネに.

ワンちゃんはといえば・・・・しっかりと胆嚢はあります.そして,胆嚢が病気になることもあります.
代表的なのは胆泥(胆砂)症といって,胆嚢に泥がたまってしまうもの.
泥と言っても泥んこのどろではなくコレステロールなどの脂質からなる泥です.
自覚症状が全くと言っていいほどないので,発見が遅れがちな病気です.
他に胆石もありますし,胆嚢炎や胆嚢粘液嚢腫というやっかいな病気もあります.
高齢になればなるほど胆嚢の病気は増えてきます.
超音波(エコー)検査で簡単にチェックできますのでシニア犬になったら必ず一度はチェックしましょう.もちろん,痛くも痒くもありませんよ.ご安心あれ☆

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