皆さんご存知のジャイアントパンダです.
石原都知事の記者会見によりますと,平成23年に上野動物園に再びパンダが2頭やってくるそうですね.
長らく東京にはパンダが不在でしたので,まさに待望のパンダ来京というところでしょうか.
私の年代では,パンダと言えば「ランラン,カンカン」でした(年齢ばればれ).
小学校の時に上野動物園に連れていってもらい,長い時間待ちに待って,ちょろっと,ほんのちょろっとランラン,カンカンを見た?かなって思い出があります.
あの時は,今のような溢れるくらいの娯楽施設などはなく,もちろんディズニーランドもユニバーサルスタジオもなく,動物園や遊園地が最高の楽しみでした.ホント懐かしいです.
現在は,日本でのパンダ飼育の最高峰は,和歌山県のアドベンチャーワールドだそうですね.
そこでは,パンダの人工繁殖や飼育を多く成功させており,沢山のパンダがいて,アイドル的な存在で動物園をにぎわせてくれているようです.
今回,首都東京にもやはりパンダをってことで,中国との協議をしていたそうですが,そのレンタル料(この表現には大変抵抗がありますが)が年間95万ドル(約8500万円)だそうです.
本来は100万ドルだそうですが,5万ドル値切るのに成功したと知事は胸を張っていたとのこと.
さてさて,みなさまはどのように感じられましたでしょうか?
もちろんパンダに罪があるわけもなく,絶滅危惧種として国際的に保護をしていく必要はあると思います.
ただね~,「レンタル」ってやっぱり抵抗ありますよね.結局ビジネスなのか?って印象ありありですしね.
東京にパンダが来てくれて,私たちがそうであったように,今の子供たちが胸をときめかせて楽しい思い出を作ってくれればいいですが,本当に個人的な意見としては,毎年8500万円もの大枚を支出する余裕があるのであれば,毎日のように殺処分されている犬や猫たちを少しでも減らす,或いは,日本の首都なんだから「ゼロ」にするくらいの明確な目的を持った予算として執行してもらいたいと思います.せめて,値切った5万ドル(約450万円)でもその予算に組みかえてくれればいいのだが.
明るく華やかな楽しいところにスポットを当て,盛りたてていくことも大切ですが,もうそろそろ,その明るさの影にある暗くて悲しい場面にもスポットを当てていき,都民国民がみんなで考えていくような成熟した国家像を示していくことも大切だと思います.
まさに「客寄せパンダ」ですね!?
返信削除Joy先生の仰ること・・・同感です。
ほんの少しのお金と暖かな心で救える命があります。
お金は「生きた」使い方をして欲しいと思います。
もちろん私自身も・・・です。