最近,エジプトでプトレマイオス3世の妻のベレニケ2世の神殿の一部を発掘したところ,古代エジプトの猫の女神「バステト」の像が多数出土したそうです.
もともと古代エジプトでは猫を神とする信仰が深く,人々を幸せにし,多産や愛情の象徴として猫を崇拝した「バステト信仰」は紀元前1900年頃には存在していたということです.
何とも昔からネコちゃんは,人々の中に大きな存在として君臨していたのですね~.
下の写真がその女神像です.
目鼻立ちがはっきりしたものや,なんとなく優しい穏やかな表情を浮かべたものまでありますね.
この女神像を彫った人の猫に対する深い愛情と崇拝の念が感じられると思いませんか?みなさん!
それにしても何でみんな横から右を向いているのでしょうね.不思議です.
現代社会においても猫は洋の東西を問わず神秘的な存在です.
はるか4000年前の人々の眼に映ったこの神秘的な動物(神)は,時を越えて今なお人々を虜にしています.
猫の不思議な眼で見つめられると,何か魔法にかかってしまうのでしょうか.
古代の人々もその魔力から女神として信仰していたのでしょうかね.
頭の中で想像(やっぱり妄想?)が広がって,今日も眠れなくなりそう?です.
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