2010年5月30日日曜日

口蹄疫について-2 その後・・・

何だか,もう6月になろうってのに肌寒い日が続きますね~.
あんまり暑いのも困りますが,もうちょっと初夏の手前ってな気候になりませんかね,ホント.
こんな天気が続きますから,みなさんも体調には充分気をつけてくださいね.

さて,みなさん,4月23日に「口蹄疫って知ってます?」という題目でブログを書きましたが,あれから,もう1ヵ月が経ちました.
あの時は,実のところ,1ヶ月も経てばほぼ終息宣言ができるくらいまでになっているかな??と思い,狂犬病のことも交えてみなさんにお話ししましたが,1ヵ月経った今でも,事態は深刻の度合いを深めています.
現地の畜産農家の方々の悲痛な思いは本当に察して余りあるもので,何とか何とか,収拾の方向に向かってほしいと祈るばかりです.
東京にいる私などに意見できる資格はないですが,やはり,どこかに,僅かなどこかに甘く見てしまっていたところは無かったのかと考えてしまいます.
先のブログを書いた時期には,「でも口蹄疫なんて直接私たちには関係ないし,よくわからない.」つまり,対岸の火事的な考えを持った方たちが多くいたと思います.
でも今はどうでしょう,連日のように新聞,テレビ,ラジオ,インターネット・・・で報道され,毎日新しいニュースが入ってきます.今や,大きな社会問題となり,多くの国民の関心事になっていますよね.

殺処分の報道など本当に厳しい現実を目の当たりにすると,改めて,ウイルス感染症の恐ろしさを実感すると同時に,ウイルス感染症の蔓延防止には,いかに初期の段階で最悪の事態を想定して厳格な決断を下せるかにかかってくるのだと考えさせられます.
とにもかくにも,今は,宮崎から遠く離れた永田町で大臣の責任を追及している暇などなく,現地の農家の方々や,現場で休む間もなく頑張っておられる方々に出来る限りのことをしてほしいと思います.
一日も早く,我が国が再び口蹄疫清浄国に戻れるよう,祈るばかりです.

でも,私たちは,あの新型インフルエンザの時のように,いたずらに騒ぐこともなく,ましてやパニックを起こすこともなく,冷静に見守って行きましょう.
そして,やはり,もしこれが狂犬病だったらどうなるのか?についても考えて行きましょう.

また,その後について,ブログで更新していきたいと思います.

0 件のコメント:

コメントを投稿