2009年12月22日火曜日

引き続いて「最近のネコ事情」は・・・

さて,昨日に引き続き,大手動物保険会社さんより頂いた「家庭どうぶつ白書」で今日はネコ事情をひも解いてみましょう.

ネコちゃんの品種ランキングベスト5は,
1位 雑種猫
2位 アメリカンショートヘア
3位 スコティッシュホールド
4位 ロシアンブルー
5位 日本猫
だそうです.

みなさんどうでしょうか?
ちょっと意外? いやいややっぱりそう?

続いて,0歳ネコに限定したランキングでは,
1位 スコティッシュホールド
2位 アメリカンショートヘア
3位 雑種猫
4位 ロシアンブルー
5位 メイン・クーン
だそうです.

こちらはみなさんどうでしょうか?
結構意外? それともやっぱりな~・・・  かな?
実は私はとっても意外でした.
何が意外かっていうと,何と言ってもスコティッシュホールドが0歳でトップ1に輝いていることです.
昔はこのネコちゃんに出会うことなどめったになかったのですが,最近少し増えたな~…と思っていました.
でも,まさか1位にランキングされるとは…,ビックリです.

それから,やっぱりな~…って思ったのが,メイン・クーンやノルウェージャン・フォレストキャット,ラグドールなどの大型猫が年々上位に上がってきていることです.
このネコちゃんたちは,全年齢ランキングでも8位9位10位にランキングされており,0歳では5位8位9位にランキングされています.
いよいよ大型猫ブームが到来するのでしょうか!?
興味深いところですね.

最後に獣医学的な豆知識として,
アメリカンショートヘアやメイン・クーンなどの大型猫は他の猫と比較して心筋症などの心臓病罹患率が高いということ,アメリカンショートヘアやスコティッシュホールドは猫にはあまり見られない関節疾患(膝関節など)が多いということなどがあります.

これらの疾患は若いうちから定期的な検診をしっかりと受けて,早期発見早期治療に心掛ける必要があります.
特に心疾患は命にかかわるものですので,少しでもおかしいと思ったら動物病院にご相談ください.

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